(情報)ポルトガル リスボン

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交通

地下鉄カード(Carris)

複数種のチケットがあり、券売機で現金またはクレジットカードで買うことができる。地下鉄駅(Carris/Metro Viva Viagem Card)か鉄道駅(7 Colinas Card)で買うかで名前が変わるが、正しくリチャージさえすれば、どちらでも使用することができる。

今回は一日券と普通乗車券の2種類を使用。初めて切符を購入する際に、「Without Card」を選択することで、カード(0.5ユーロ)と切符(チャージ分)を一緒に購入できる。2回目以降は「With Card」を選ぶことで、リチャージ分のみの購入で済む。カードを複数で共有することは禁止されているので、人数分のカードを購入する必要がある。

一日券(最初の使用から24時間)にも複数の種類があるが、今回は6.3ユーロで、Carris/Metroネットワーク内の地下鉄、バス、路面電車、3つのケーブルカーに加えて、サンタ・ジュスタのエレベータ(Sta. Justa Lift)にも乗ることができるものを選択(鉄道は不可)。ちなみに、一回きりの普通乗車券は1.45ユーロ。

地下鉄では改札機の上に青いセンサー部分があるので、そこにカードを近づけることで改札が開く。バスでは乗り込んですぐのところに黄色いセンサーがあるので、カードでそこをタッチする。緑のライトが点灯することで、認識されたことが確認できる。

カードは「Zapping」と呼ばれる電子マネーのような使い方もできる。事前にある程度の金額をチャージしておけば、一度乗車するたびに1.3ユーロがカードから差し引かれる。チャージ額は3ユーロから始まり、上限は40ユーロまで。5ユーロから40ユーロまでは、5ユーロ刻みで選択可能。また、一度に複数の乗車券や金額をカードにチャージすることができないので、毎回使い切った上で、次に必要なリチャージをする必要がある。

今回一日券を使用して以下のものに乗った。

  • Bica線とLavra線のケーブルカー(Glória線は車体の改修のため、閉鎖されていた)
  • 15E番のバスでCais SodréからMosteiro dos Jerónimosまで(バスの車体には15番との表記)*今回私たちが使用した一日券では鉄道に乗ることができないが、バスを使えばベレンの塔(Belém Tower)にも追加料金なしで行くことができる。

詳細を知りたい場合は、Carrisのホームページにて要確認。

宿泊

NOMAD 64

料金: 19ユーロ / 人 (6人のドミトリー)

支払方法: 現金かクレジットカード

Wifi: 有。スピードも問題なし。

アメニティ: バスタオルと電源用の延長コード。また各ベッドごとに指定されたクローゼットの中に鍵付き金庫が備え付けられている。浴室にはボディーソープとドライヤーも有。

食事: 朝食が料金に含まれている。共用のリビングでアメリカン式の朝食。

  • シリアルかトースト(どちらか一つ)
  • チーズ
  • ハム
  • ジャム
  • クッキー
  • ジュース
  • コーヒー

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寝室、ベッド、浴室、トイレ共にとてもキレイ(ホテル並み)に維持されている。寝室にも共用のリビングにも大きな窓があり、ホステル全体が明るい印象。また、大通りからは離れているため、ホステル全体が静かだった。

ホステルは最寄りの地下鉄駅から歩いて5分の距離にあり、市街地からでも20分ほど。建物の2階部分がホステルになっているが、階段の幅も広いので大きな荷物でも比較的楽に持ち運びできる。

スタッフ全員が非常に親切で、いつも何か必要なものはないかを聞いてくれる。チェックイン時にリスボンの地図と一緒にオススメの観光場所を生き方を含め教えてくれた。

今回チェックイン時間前にホステルに着いたが、共用リビングに荷物を置かせてもらえた。スタッフの人が日中は常駐しているから、安全とのこと。また、チェックイン前にも関わらず、シャワーと電源も使わせてくれた上、さらに朝食までどうぞと言ってくれた。

初日の深夜に老夫婦がチェックインした際も、親切にチェックインの対応をしていた。

ホステルのキレイさやスタッフのサービスも含め、今までで一番の宿泊先だった(ホテルも含め)。とてもオススメのホステル!

食事 / レストラン

Restaurante A Merendinha do Arco

英語メニュー有。高級なレストランではないが、とても美味しい海鮮料理が食べられる(肉料理も)。

海鮮クリームスープ、ガーリックシュリンプ、グリル魚の盛り合わせの3品を注文し、26.65ユーロ。3品の中では、ガーリックシュリンプが一番のオススメ。新鮮なエビの甘さとニンニクの組み合わせが最高。魚の盛り合わせは5種類の魚が一皿で出されるボリューム感。どれもシンプルな味付けで、素材の味や食感を楽しむことができる。

レンストランの外観は派手さもなく、テーブルもとても狭い。長テーブルを目一杯の人数でシェアするので、かなり窮屈。どちらかというと、地元の人が賑やかに食事をする雰囲気。ヨーロッパのお洒落な雰囲気より地元の雰囲気を楽しみたい人には、間違いのないレストラン。

テーブルは屋内のみ。トイレも使用する分には全く問題のないキレイさ。

サイト: ホームページ

支払方法: 現金かクレジットカード

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Pastelaria Alcôa

この店で有名なのが、Torresmo do Céuと呼ばれるアーモンドとシトラスのエッグタルト。しかし残念ながら私たちの好みではなかった。クリーミーではあったが、少し乾燥していて味が薄く、アーモンドの味もシトラスの味もほどんどしなかった。エッグタルトともう一つ他のデザートを頼んで、4.6ユーロ。

サイト: ホームページ

支払方法: 現金かクレジットカード

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Manteigaria

エッグタルト(pastél de nata)で有名なお店。エッグタルト1つが1ユーロと安く、アクセスもしやすい。唯一の欠点は、作り置きということ。どんなに有名な店でも作り置きでは出来たてには敵わない。

サイト: ホームページ

支払方法: 現金かクレジットカード

場所: Googleマップ

Pasteis de Belém

ポルトガル滞在中、毎日どこかしこでエッグタルトを食べていたが、間違いなくここのエッグタルトが一番。

20時に店に着いたが、テイクアウト用に少し列ができていたが、店内で食べる分には並ばずに入れた。店内では各自テーブルを見つけて座ると、サーバーの人が注文を取りに来てくれる。店内は複数の空間に区切られていて、たくさんのテーブルがあった。

店内で食べるために2つとテイクアウト用に2つを注文して、4.4ユーロ。砂糖とシナモン付き。この投稿の一番上の画像が店内用に注文したエッグタルト。

ここのエッグタルトが一番だったと思った理由の一つが、店内で出来たてを食べることができたから。実際に出来たてでなくても、温めてから出してくれるので、外のパリパリ感とカスタードのほのかな甘さを存分に楽しむことができる。

テイクアウト用を翌日に温めずに食べたが、カスタード自体はManteigariaのものと似ていたが、外側のタルトの部分のパリパリ感はそのまま残っていた。時間に余裕があるのであれば、テイクアウトではなく、ぜひ店内で暖かいエッグタルトを食べて欲しい。

サイト: ホームページ

支払方法: 現金かクレジットカード

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Taberna da Rua das Flores

タパスのオススメの店。小ぶりな黒板に手書きされた、その日のメニューをサーバーが英語で一つずつ説明してくれた。以下を注文し、32.5ユーロ(4ユーロのチップ込み)。

  • レモネード
  • 生牡蠣のタパス
  • タコとチップス
  • ナスと野菜炒め
  • チョコレートケーキ

*ちなみにチョコレートケーキはサービスしてくれたので、チップでお礼。

リスボンの他の店に比べると、少し値は張るが、注文したどれもがとても美味しかった。また他の店とも違う独特な味付けも楽しめ、値段以上に満足。またチョコレート好きではないが、ここのチョコレートケーキは格別に美味しいと感じた。

店内には20席ほどしかなく、予約も受け付けていない。最初は20:40ごろに到着するも、もうウェイトリストまでいっぱいだと断られた。しかし、美味しいと聞いていたので、レストランのキッチンが閉まる1時間前の22:30ごろに再度挑戦。サーバーに最初と同じことを言われるも、閉まるまで待って、もし空きがでればという条件で店の前で待つことに。結局、23:20分ごろに最後の客として入れてもらうことができた。

どうやら私たちを見た地元の若いカップルが私たちのために早めに食事を切り上げてくれたらしい(地元の人の優しさで、一気にポルトガルの大ファンになってしまった)。お礼を言った際、「待つ価値のあるレストランだよ」と教えてくれた。食後の感想は、若いカップルの言った通り、私たちにとっても待つ価値のあったレストランだった!

案内された席は階段に小さい箱のテーブルを置いた雰囲気のある席(個人的には好きだった)だったが、満席時の簡易的な場所らしく、他のテーブルが空くとすぐに案内してくれた。ちなみに、屋外席はなく屋内の席のみ。

サイト: ホームページ

支払方法: 現金のみ

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As Bifanas Do Afonso

煮込んだ豚肉をサンドイッチにして食べるビファナス(bifanas)が有名なお店。椅子はなく、立って食べられるように高い位置にテーブルがある。かなり小さい店のため、6人ほどが店内に入れば、かなり窮屈。

支払方法: 現金のみ

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Casa Das Bifanas

フィゲイラ広場(Praça da Figueira)にあるビファナス(bifanas)で有名なお店。ビファナス(2.6ユーロ)とエッグタルト(1ユーロ)を注文。軽食であるビファナスに期待しすぎたためか、あまり感動もなく。

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Conserveira de Lisboa

シーフードの缶詰で有名なお店。基本はイワシの缶詰だが、調味料違いでたくさんの種類がある。またイワシほどではないが、イカ、タコ、アジなど他のシーフードの缶詰も。詳細は下のホームページのリンクで確認できる(英語)。

対応してくれる人によるが、私たちを接客してくれた男性は、英語の他に日本語でも、単語を並べながら缶詰の説明をしてくれた。ちなみに中国語も勉強中とのこと。

サイト: ホームページ

料金: 4缶で15.88ユーロ(缶ごとで値段は違うが、たらこの缶詰が6ユーロ以上と一番高かった)

支払方法: 現金かクレジットカード

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Queijaria Nacional

地元の人おすすめのチーズ店。牛、羊、山羊のチーズと種類が豊富。スタッフは簡単な英語で、チーズの説明をしてくれた。おすすめされたポルトガルの伝統的なチーズともう一つオススメされたチーズを購入。また購入の際に、海外に持ち帰る旨を伝えると、真空パックに入れてくれる。

店内でも軽食が取れるように、いくつかテーブルもあった。

サイト: ホームページ

料金: 2つ(400~500gほどの大きなもの)で13ユーロ *100gほどの小ぶりなサイズもある

支払方法: 現金かクレジットカード

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観光地

カルモ修道院 (Convento do Carmo)

サイト: ホームページ

料金: 4ユーロ / 人

支払方法: 現金かクレジットカード(8ユーロ以上のみクレジット支払可)

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1755年の大地震によって倒壊した、ゴシック様式のカルモ修道院を利用して作られた考古学博物館。倒壊した箇所が主に屋根だったため、屋根のない教会としても知られている。

印象的な建造物と内部の静けさを楽しむために、時間を余分に確保することをおすすめする。

夜には21:30と22:45から、45分間の光と音楽のショー(1人15ユーロ)が行われていた。実際に入りはしなかったが、夜に教会の前を通った際、ショーが終わって人が出てくるのに出くわした。その際に出入口から中の様子が見えたが、昼間の印象とは違った現代的な雰囲気で面白そうだった。

ラヴラ線(Ascensor do Lavra)/ ケーブルカー

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リスボン市内にある3つのケーブルカーの中で一番空いているので、移動手段としてではなく、静かにケーブルカーを楽しみたい人には最適。上まで登ると、Miradouro do Jardim do Torelと呼ばれる高台の公園(駅から歩いて数分)から、リスボンの市内を眺めることができる。市内の中心からは離れているため、静かな時間を過ごすことができる。

運行時間はCarrisのホームページ(英語)を要確認。

ビカ線(Ascensor da Bica)/ ケーブルカー

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観光目的の人の利用も多く混雑している。下りの方が比較的人が少ないのでオススメ。上りの乗り場にはツアーグループもいたためか、人でごった返していた。坂がかなり急なため、下りの方が急斜面をより感じられる。最前列を確保できれば、なお良し。

ベレンの塔(Torre de Belém)

サイト: ホームページ

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16世紀に建てられた塔。歴史的な建物というだけでなく、地元のランドマークにもなっている。

潮が引いていると、写真のように塔の周囲が干上がってしまう。潮が満ちている時の方が、景観を楽しめる。

Tasca Do Chico (ファドの生演奏)

サイト: ホームページ

支払方法: 現金のみ

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ファド(Fado)と呼ばれるポルトガルの伝統的な音楽はリスボンの発祥。このレストランでは、その生演奏を間近で楽しむことができる。クラシックギターに12弦のポルトガルギターに合わせて、力強い歌声(ボーカルはオペラのようにマイクを使わない)。

演奏中(約20分ほど)には扉が閉まって入ることはできないが、私たちが着いた時(21時ごろ)には演奏が始まったばかりだったようで、ドアマンの人がすぐに入れてくれた。テーブルに空きがなかったため、しばらくは立って聞いていたが、最初の演奏が終わった段階で、数人の客が帰ったため、入り口横の長椅子に座ることができた。

長椅子の前は通路になっていたため、楽器の演奏は見えなかったが、ボーカルの人を通路を通して正面から見える席だった。

演奏中には注文できないので、食事をしたい人は注文できる時にサーバーを確保する必要がある。私たちはレモネードとチーズと生ハムの盛り合わせを頼んで、16.5ユーロ。食事自体は特筆するようなものではなかったが、ポルトガルの伝統音楽ファドを雰囲気のあるレストランで楽しめる素晴らしい空間。

ストリートアート

(1) ピコアス(Picoas)

ピコアス駅の南側。Av. Fontes Pereira de Meloに沿って1ブロック。

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(2) Miradouro Graffiti Fado

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地元の文化や人をテーマにした壁面アート。

その他

SIMカード

Vodafone

支払方法: 現金かクレジットカード

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ショッピングモールの地下にある。対応してくれた女性は英語で説明してくれた上に、スマホの設定もすべてしてくれた。今回は一番安いプラン(9.9ユーロ)を選択。

  • 3GBのデータプラン(LTE)*SNSの利用分は10GBまでLTE
  • 500分の通話(SMSは一回で1分を消費)
  • テザリングも可 *スマホとタブレットを同時に接続したが、問題なく使用できた。

スペインとポルトガル両国で使用したが、追加料金もなく、問題なく使用できた。

ちなみにスペインのVodafoneでは1.5GBのデータで15ユーロほど。スケジュールに自由が効くなら、物価の安いポルトガルから旅行を始めると、SIMカードを安く入手することができる。