交通機関
マドリード空港からチャマルティン駅への鉄道
料金: 片道2.6ユーロ / 人
支払方法: 現金かクレジットカード
Trip time: 15-20分
レンフェ(Renfe)の空港駅は第4ターミナルの一番下の階にある。第4ターミナルは他のターミナルから車で10分程と離れており、ターミナル間を走る無料シャトルで行くことができる。券売機はターミナルを背にして、改札の左に位置している。券売機横にはスタッフがおり、英語とスペイン語で応対していた。
地下鉄(メトロ)の駅は、ターミナルを背にして、レンフェの左側にある。
マドリード・チャマルティン駅
無料wifi有。観光案内所(駅の南東の角。英語またはスペイン語)、無料の公衆トイレ(あまりキレイではない)、カフェ(軽食のみ)やお土産店などが駅内にある。
マドリード・チャマルティン駅からセゴビア駅への鉄道
料金: 片道12.9ユーロ / 人(往復で買えば、片道10.3ユーロ)
支払方法: 現金かクレジットカード(モバイル決済も可)
乗車時間: 約30分
券売機(複数言語対応)は駅のロビー中央にあり、駅スタッフも券売機横にいて助けてくれる。切符の購入時に座席は自動で指定される。発車時刻が近づいたら、電光掲示板に電車番号と発車時刻に次いで、プラットフォームの番号が表示される。切符の情報と照らし合わせてプラットフォームへ。プラットフォームでは、セキュリティーチェック(カバンをX線検査)を通過する必要があるので、時間に余裕をもって行くこと。
列車内には大きな荷物を置く場所があり、キャリーオンのスーツケースで5〜6個分のスペースがあった。座席は新幹線のように、テーブル、ボトルホルダー、網かごがある。席間には電源もあり、充電も可能。
注意:券売機では駅名がSegovia Avとなっているが、実際に駅に表示されている名前はSegovia Guiomarとなっている。
レンフェのホームページからネットで事前予約することも可能。
セゴビア駅(Segovia Av or Segovia Guiomar)
駅にはチケットセンターと軽食がとれるカフェの他に、数店お土産店のようなものもあったが、到着・出発時ともにお土産店は閉まっていた。
公衆トイレは比較的キレイで、無料で使える。
セゴビア駅から旧市街までのバス
料金: 片道2ユーロ / 人 (現金のみ)
乗車時間: 約20分
電車の到着時刻を元に、バスのスケジュールも組まれていると思われる。駅前のバス停からは11番と12番のバスが出ており、11番のバスに乗って、旧市街まで向かった。
セゴビアの水道橋は11番バスの終点にあり、帰りのバスも同じバス停から出発。バス停はビア・ローマ通り(Av. Via Roma)に位置していて、水道橋横にあるサークルの北東側。
セゴビア駅前にはタクシーも並んでおり、バスを乗り過ごしたり、ゆったり行きたい場合でも安心。
宿泊施設
スペイン・マドリードからポルトガル・リスボンまでのレンフェ(Renfe)トレンオテル(夜行寝台列車)
料金: 4人部屋 (セール価格)34.2ユーロ / 人 *部屋は男女別
乗車時間: 11時間
ネットでセール時に事前予約をし、購入時に二段ベッドの上下を選択した。予約時に情報を入れ間違えると、乗車を拒否される可能性もあるので、気をつけること。
乗車前にセキュリティーチェックがあり、すべての荷物をX線検査に通さないといけない。また、チケットの確認は2度あるので無くさないこと。乗車前の駅員による確認の他に、出発後に乗車員が各部屋に来て確認する。
マドリード・チャルマティン駅を21:43に出発し、リスボン・オリエンテ駅に朝7:20に着く予定だったが、少し遅れ、実際の出発と到着は22:00と8:00だった(マドリードとリスボンは1時間の時差があるが、すべて現地時間で表記)。リスボン駅に到着する30分前に、乗車員が部屋まで到着時刻を知らせに来てくれた。
乗車した寝台列車の3両にベッドがあり、2両が個室用(シャワー付きとシャワー無しの2種類)、残りの1両が4人の相部屋用となっていた。寝台車の他には食堂車(軽食や飲み物を購入可)や普通の座席の車両もあった。
共用のシャワーはないが、各車両にはトイレ(使用可能なレベルのキレイさ)があり、温水も出るので、トイレ内で体を拭くことは可能。各室内には洗面台もある。
4人の相部屋はとても狭いが、ベッドも快適とは言えないまでも、1日の疲れを取るには十分。室温も比較的暖かく、快適。各ベッドには個人用のライト、枕、ブランケットに加えて、ハンガーも2つ備え付けられている。その他にも水、石鹸、耳栓のアメニティが配られる。また、ベッドにはバックルの付いたベッドが備え付けられており、落下が心配の人は、体をベッドに固定することができる。
荷物に関しては、下段のベッド下に荷物を置けるスペース(キャリーバッグで2つ程)があり、ベッドの足元側にバックパックを置くスペースも少しながらある。安全上の理由から、ドアの鍵を閉めることはできないので、荷物を固定できる南京錠やワイヤーがあれば安心。
相部屋を利用するのが事前に分かっている場合は、大きな荷物は自粛した方がいい。下段のベッド下に荷物が入らない場合、狭いベッド間の通路に荷物を置くことになるので、ただでさえ狭い部屋が更に窮屈になる。同部屋になる人次第では気まずくなる可能性も。
乗車員の人はとても親切。到着時間が遅れたので、乗り換えの必要な乗客に対して、事前に乗り換え時のプラットフォームの情報を教えてくれたり、到着前に知らせに来て、ドアの前で待つようにアドバイスをしたりしていた。
レンフェの寝台列車は時折揺れることがあるものの、全体的には快適に過ごすことができた。予算や時間に限りがある場合は、宿泊費と移動時間をセーブすることができるのでおすすめ。
食事 / レストラン
Café de la Estación
マドリード・チャルマティン駅の観光案内所の人に教えてもらった場所。(マドリードの市街地までは距離があるため)駅周辺を離れずに現地のものが食べれるということで行くことに。
駅の西側にあるエスカレーターを使って、地下まで降りると、隣接している地下鉄の改札前にある。レンフェ駅構内よりも安く、種類も多かった。
スペインということで、チーズと生ハムのサンドイッチを3.4ユーロで注文。生ハムの美味しさに感動するも、後から思うと、スペインの中では駅前のカフェ的なレベル。
駅を南側に出るとバーガーキングなどのファーストフードやファミレスなどもある。
支払方法: 現金かクレジットカード
場所: Googleマップ
Lali Restaurant
英語メニュー有。前菜、主菜、デザートのコースメニューを注文。味は好みに合わなかったためか、美味しかったが特に感動することはなかった。しかし、Ponche Segovianoというデザートだけは別格。ちなみに水は有料で、1リットルが3ユーロ。
屋外にもテーブルがあるが、屋内(トイレを含め)も綺麗に維持されている。
料金: コースメニュー 16.5ユーロ
支払方法: 現金かクレジットカード
場所: Googleマップ
Limón y Menta
食後のデザートにおすすめ。たくさんの種類があり、スタッフも非常に親切だった。アップルパイとドーナッツを1つずつ注文し、2.2ユーロだった。
中には、小さなテーブルもいくつかあり、10人ほどが座って食べられるようになっている。
Website: ホームページ
場所: Googleマップ
Mercadona Supermarket
このスーパーはマドリード・チャルマティン駅から徒歩10分ぐらい。店内はとても広くきれいだった。生ハムコーナーもあり、英語でのコミュニケーションはできなかったが、親切に対応してくれ、気持ちよく買い物をすることができた。
駅構内で食べるための夕食(2人分)を購入。下のリストのものを購入し、合計で5.53ユーロ。
- 生ハム
- チーズ
- パン(0.26ユーロ / 100g)
- 調理パン(0.75 Eur / 100g)
- クラッカー
- チョコレート
この他にも、目の前にオレンジから絞ってくれるジュースが500mlで1.9ユーロで売られていた。
支払方法: 現金可クレジットカード(モバイル決済可)
場所: Googleマップ
観光地
セゴビア水道橋(Acueducto de Segovia)
場所: Googleマップ
ローマ時代の水道橋。巨大な橋が街を横切るように走る様は圧巻。水道橋の上を歩くことはできないが、橋の高さまでいける階段(北側)もあり、色々な角度から橋を見ることができる。階段の上から見る橋とセゴビアの街の眺めは必見。
ちなみに世界遺産のマークは階段(北側)を上り始める際に、右手に見つけることができる。
セゴビアのアルカサル(Alcázar de Segovia)
場所: Googleマップ
建物内には入っていないが、外から眺めるだけでも十分に楽しむことができる。崖の上に建てられた巨大な城は、風景と一緒に見ることで、その壮観さを感じられる。
ちなみに敷地内に入る正門(兵士が立っている)を通過して左側に行くと、セゴビア大聖堂を見上げる形で眺めることができる。
セゴビア大聖堂(Catedral de Segovia)
その他
SIMカード
今回の旅行では、Googleマップと通話が必要だったので、データと通話のできるプリペイドSIMカードを探していた。どちらも量は必要なかったので、データと通話の付いている最安のものだが、スペインとポルトガルの国境を越えても、ローミングなしで使えるもの。
Vodafone,、Orange、Movistarの3つの店を周り比較。どの店でも1人は英語が話せる人がいた。最終的にVodafoneのプリペイド(15ユーロ:4Gスピードで1.5GBのデータと20分の通話)に決めるも、システムに問題があったらしく売ってもらえず。そのため、翌日ポルトガルのリスボンのVodafoneでプリペイドSIMを買うことになるのだが、そちらの方が安い上にデータ量も多く、結果的に良かった。詳細は(情報)ポルトガル リスボンにて記載。
*リスボンのVodafoneの人曰く、同じVodafoneでもEU各国によって値段が違うとのこと。EU内ではローミングなしで使えるので、物価の安い国で買えば特(通信会社によって違うこともあるとのことなので、購入時に要確認)。