ジンバブエへの移動と予想外な出来事

ガボンにて雄大な自然と野生動物を堪能した後、いざアフリカ大陸最大の滝へ
ジンバブエに陸路で向かうには入国が困難なガボンの周辺国を通過する必要があったので、今回は全ての面倒を飛び越え、空路で向かうことにした。リーブルヴィル空港から南アフリカのヨハネスブルクで乗り継ぎを経て、最寄りのビクトリアの滝空港へ。

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ガボンのリーブルヴィルから南アフリカのヨハネスブルク

リーブルヴィル空港のターミナル内

エアコンの無いターミナルの外で待つこと3時間、夜11時半ごろにようやくチェックインのためにターミナル内に入ることが許された。深夜便だったため、ターミナルに入った時にはすでに全ての店が閉まっていたが、それでもエアコンが効いていたため、搭乗までの時間を快適に過ごすことができた。午前0時40分に飛行機はターミナルから出発し、リーブルヴィルから経由地である南アフリカのヨハネスブルクに向けて飛び立つ。朝の6時45分頃にヨハネスブルク空港に着いたため、機体からターミナル内に移動するためのバス移動の際に感じた外気は冷たかった。ヨハネスブルク空港では乗継ぎのためにターミナル内を長い距離歩く必要があり、その上国際線の入国審査やセキュリティーチェックを通過するのにも時間がかかる。ようやく国際線の出発ターミナルに到着すると、前日の朝からシャワーも浴びれていなかったので、シャワー室のあるBidvest Premium Loungeにへ。プライオリティーパスのおかげで、次のジンバブエ行きのフレイトまでの2時間をシャワーを浴びたり、朝食の取ったりと無料で快適に過ごすことができた。ラウンジの詳細に関しては下記の空港ラウンジの項を参照。

南アフリカのヨハネスブルクからジンバブエのビクトリアの滝

飛行中に見たジンバブエの景色

ジンバブエ行きのフライトは午前10時50分に予定されており、搭乗時間の少し前にラウンジから出て、フライト情報に示されている搭乗ゲートに向かった。しかし、フライトが遅延してること以外の情報が無い状況だった。30分程情報更新がないまま過ぎた頃、フライト情報の掲示板に記載されている搭乗口が突然変更されていることに気がつく。元々の搭乗口にいた空港スタッフに確認すると、急いでターミナルの反対側にある新しい搭乗口に行くように言われた。あまりに急だったので、息を切らしながら10分ほど走って搭乗口に向かうも、新しい搭乗口には空港スタッフを含め誰一人としていない。さらに搭乗口の掲示板にも、何一つとしてフライト情報が記載されていなかった。混乱と息切れの中、再度元の搭乗口に走って戻るも、空港スタッフは何が起こっているかを全く把握していない。幸いにも、同じフライトに搭乗予定の乗客に人たちと元の搭乗口で会うことができたでの、その場で待機することに。その後約1時間ほどして、元の搭乗口で何事もなかったかのように搭乗が始まり、無事に機体に搭乗することができた。

機体では、無事に搭乗できたと思ったのもつかの間、ターミナル内でのトラブル以上に予想外な出来事が起こった。簡潔に言うと、客室乗務員の人たちから席を別の乗客に譲るように言われた。どうやら自分たちの席が少し広めの席と勘違いしたようで、追加料金を払った客に席を渡すとのことだった。ただ、その後の席を確保はしてくれていなかったようで、全乗客が着席して空席が把握できるまで機体の後ろに立って待てとのこと。全員が着席後、2つ並んでいる席が空いていなかったので、2人別々の席へ。後ろで待っている間、座席指定のない普通電車にでも乗っている気分だった。あまりにも最悪のサービスでびっくりしたが、それでも後日航空会社に連絡を入れると今回のフライトのために支払った金額以上の航空会社のクレジットをくれた(今回のフライトはマイルを使ったため、税金や空港使用料分)。

ビクトリアの滝空港のターミナルビル
手荷物受領エリア
ビクトリアの滝空港のロビー

興味深い経験がいくつかあったものの、飛行機は無事にビクトリアの滝空港に午後1時頃に着陸。空港は新しくて綺麗だったが、規模が小さかったため、機体から歩いてターミナルの建物まで行くスタイル。観光地だけあって、乗客のほとんどが観光客で、入国審査のために長蛇の列ができていた。ビザの取得では、入国審査管にパスポートとビザ申請料金としての米ドル札だけで、その他の資料等は全く求められなかった。ビザの取得と荷物の受取りに全部で1時間ほどかかり、ようやくターミナルから出るとこができた。

入国後、警備員の人の助けで、到着口の出口手前にあるATMで無事に米ドルの現金を入手。警備員の人はとても親切でフレンドリーな人で、ATMの他にも、予約していたホステルを伝えると友達のタクシー運転手を紹介してくれた。

ビクトリアの滝空港からビクトリアフォールズ

空港からビクトリアフォールズまでの道は綺麗に舗装されており、維持もしっかりとされている印象だった。しかし柵とかは設置されていないとのことで、肉食動物を含む野生動物と遭遇することもあるとのこと。そのため、空港と街までは決して歩かずにタクシーに乗った方がいいと忠告してくれた。そうこう運転手と話をしていると、事前にネットで予約していたShoestrings Backpackersに到着し、チェックイン。

情報

交通機関

南アフリカ航空

機内食

ガボンのリーブルヴィルから、南アフリカのヨハネスブルク経由で、ジンバブエのビクトリアの滝

料金: 17,500 ユナイテッド航空マイル + 145.12米ドル / 人(エコノミークラス)

リーブルヴィルからヨハネスブルク

飛行時間: 5時間

機内食: 有り。搭乗すぐに夕食。

ヨハネスブルクからビクトリアの滝

飛行時間: 2時間半

機内食: 無し。スナックと飲み物のみ

タクシー

ビクトリアフォールズへ向かうタクシー内

ビクトリアの滝空港からShoestrings Backpackers

料金: 20米ドル / 片道 * メーター無し。交渉は30米ドルから始まった。

乗車時間: 20分

空港ラウンジ

Bidvest Premium Lounge

ラウンジ内部
シャワールーム

南アフリカヨハネスブルク空港国際線ターミナル内

食事: 数種類のパンに暖かい料理の他にサラダ、ヨーグルトや果物があった。飲み物はジュース、コーヒー、お茶、水のボトル等の一般的なもの。ウォーターサーバーも有り。

シャワー室: 有り。全部で3室があり下記を無料で使用できる。

  • タオル * 受付にて受け取る。
  • シャンプー
  • 石鹸
  • ヘアードライヤー

WiFi: 有り。比較的安定している。

ラウンジでは快適な時間が過ごせた。食事も悪くなく、シャワー室も清潔だった。テーブル、椅子やソファーも十分な数があり、ゆったりと仮眠をとることも可能。コンセントも十分あり、充電にも困らない。