モロンダバからアンタナナリボへ移動

スポンサーリンク
スポンサーリンク

モロンダバ(Morondava)にあるタクシーブルース・ターミナル

朝シャワーをささっと浴びてから、荷物をまとめチェックアウト。ホステル前にいた人力自転車(下写真左)に乗って、タクシーブルース・ターミナルへと向かった。荷物を合わせて大人3人分の重さを乗せ、人力自転車の人が必死に漕ぐこと20分、無事にターミナルに到着。

ターミナルでは、事前にチケットを購入していたSONATRAの人が、人力自転車の人を今日乗るタクシーブルースまで誘導してくれ、私たちの荷物をそのまま車上の荷台に積んでくれた。朝8時半の出発まで、時間があったのでターミナル近くの店を軽く物色しながら、朝食(下写真右)のパンを調達。

Stores close to Taxi Brousse Terminal in Morondava

ターミナルに戻るとすぐに、スコールのような大量の雨が降り始めたため、SONATRAのチケット売り場内にある待機所に避難。雨の中格タクシーブルース会社のスタッフは荷物積みの作業を一生懸命していた。チケット売り場床は地面よりも高い位置に作られていたため、水が入ってくることはなかったが、ターミナルはほんの15分ほどで一面水たまりになっていた。

大人たちが建物内に避難するのを横に、2人の女の子が雨の中、アナと雪の女王の傘をさしながら水たまりの中をジャンプしながら遊んでいた。

タクシーブルースの準備ができ、運転手が車を待機所前に移動。乗客が雨で濡れ内容にとの配慮してくれた。乗客が乗り込み、タクシーブルースが出発する頃には9時を回っていた。

モロンダバ(Morondava)からアンタナナリボ(Antananarivo)

タクシーブルースのチケットは2日前に購入し、運転手のすぐ後ろの座席を指定していた。2人の子供をつれた女性が足の縛った生きた鶏を私たちの座席下に置いていたため、車内はすぐに家畜の臭いに包まれる。また生きているため、コッコッという鳴き声も時折聞こえてくる。

幸い最初の停車場所で、女性が運転手に鶏を手渡し車上に乗せてくれたため、長時間鶏の臭いと鳴き声に悩まされることはなかった。最初の停車場では車上にさらに荷物が積み上げられており、車は窓から食べ物を売ろうとする手売りの人に囲まれていた。フライドチキンにサンドイッチや果物など種類は豊富。

Way back to Antananarivo

モロンダバに来る時とは対照的に、タクシーブルースはいくつもの村に停車して荷物の積み下ろしをしていた。乗客は降りない中、荷物の積み下ろしが行われていたので、おそらくタクシーブルースが荷物の配送の役割も果たしている様子。席の運転手のすぐ後ろで快適な上、急いでもいなかったので、普通電車で景色を楽しみながら旅する感覚で、アンタナナリボまでの移動を楽しめた。

ある村では、9人の家族と思われる人たちが木陰でゆっくりとしており、その内の長男らしき男の子が黄色いプラスチックの箱で昼寝用のベッドを作ろうとしていた。完成後、横になるもベッドはすぐに崩れていた。男の子を含めた家族同様、車内の乗客も爆笑。その後、すぐにベッドを作り直し、弟と一緒に昼寝をしていた。タクシーブルースが村を去る時には、その男の子たちが笑顔で手を振りながら見送ってくれた。

夜10時に、少し大きめの村に到着。夕食のための長い休憩だったため、近くの数軒のレストランを見て回った。しかし、フランス語の分からない私たちが見て回ったところでよく分からないので、一番近いレストランに決め席に着いた。そこで、適当に牛肉の入った麺(Zébu soupe speciale)を注文。これが、宝くじの特等にでも当たったかのような大当たり。食欲がなかったので、一つを2人で分けるつもりだったが、あまりの美味しさにもう一つ追加。この麺料理はマダガスカルではどこにでもあるような料理だが、後にも先にはここまで感動することはなかった。

またレストランのサーバーの女の子1人が英語で話かけてきてくれ、食事以外にも楽しい時間を過ごすことができた。レストラン内にはハエもほとんどおらずキレイだった。

Zébu soupe speciale

アンタナナリボには深夜2時に到着。ターミナルには2台のタクシーブルースと数台のタクシー以外には何もなく静かだった。モロンダバに到着した時同様、数人の乗客は車内で夜を越す様子だが、Madagascar Underground(ホステル)では24時間いつでもチェックインできるとのことで、タクシーで向かうことにした。

タクシーブルースの運転手が車上の荷物の山から、荷物をおろしてくれた際、1人の男性が運転手から荷物を受け取り渡してくれただけで、チップとせがんできた。チップを払いたくない人場合は自分で意識的に荷物を受け取りに行った方が無難。

ホステルに着くも、辺りは真っ暗。タクシーの運転手が閉まっている門から、中の人を呼んでくれたおかげで無事にチェックイン。アンタナナリボの夜の気候は涼しく、久しぶりに快適な中眠りにつくことができた。

情報

交通機関

人力自転車(Trecicogne Hostelからモロンダバのタクシーブルース・ターミナル)

Pedicab
料金: 2,000アリアリ / 片道 *乗車前に要交渉

支払方法: 現金のみ

乗車時間: 20分

タクシーブルース・ターミナルの前にある大通りにたくさん集まっている。また村の要所要所でも簡単に見つかる。

モロンダバ(Morondava)からアンタナナリボ(Antananarivo)までのタクシーブルース

Taxi Brouss Terminal

料金: 1人35,000アリアリ / 片道 (交渉後) *正規料金は上写真にある44,000アリアリ

支払方法: 現金のみ

乗車時間: 17時間(いくつかの停車場所での時間と夕食休憩の1時間を含む)

アンタナナリボのターミナルと基本的には同じだが、小ぢんまりとした雰囲気。ターミナル周辺は食べ物から携帯電話、服などたくさんのお店があり、村の中心になっている。そのためか、ゴミなども散らばっており、あまりキレイではない。

アンタナナリボ行きのタクシーブルース会社は数件あるので、すべて周って値段を比べると安くチケットを購入できる。私たちの場合は、2日前に買ったためか、あまり予約が入っておらず、交渉もこちらの最初の言い値ですんなりと決まった。

移動中に停車した村で、クリームソーダを2,000アリアリで購入するも生暖かく、全く喉が潤わなかった。他に停車した村でも稼働している冷蔵庫をほとんど見かけなかったので、飲み物は基本常温だと思われる。

朝9時に出発し、昼過ぎに一度長めの休憩(30分ほど)と夕食の休憩(1時間ほど)があった。言語が分からない場合は、なるべくタクシーブルースから離れないようにしておいた方が無難。

食事 / レストラン

モロンダバから出発前に数個のパンを購入し、1,500アリアリ。ターミナル周辺にたくさんお店があり、食べ物も飲み物も買うことができる。

夜10時ごろにAntsirabeという大きめの村に到着して、夕食休憩。私たちのタクシーブルースはガソリンスタンドの道向かいに停車。目の前に2軒のレストランがあり、ガソリンスタンドを背にして左側のレストランで食事をした。暖かいスープに入った牛肉の麺を注文(3,000アリアリ)。びっくりするぐらい美味しかった。

場所:Googleマップ *後日記憶を頼りに探したので、間違っている可能性あり。

宿泊施設

Madagascar Underground Hostel

詳細はマダガスカル・アンタナナリボ Iを参照。