バオバブ街道(並木道)とキリンディ森林保護区

バオバブ街道とキリンディ森林保護区へのツアーは前日に会ったツアーガイドYvesに頼むことにした。スケジュールは日の出と日の入りをバオバブ街道で過ごし、その間の時間をキリンディ森林保護区に行くという内容。

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バオバブ街道(並木道)での日の出

朝の4時にYvesと運転手が4輪駆動のSUVでホステルまで迎えに来てくれた。前日の熱中症らしき症状のため、体にまだ熱がこもっている感じがするものの、車の窓から入ってくる冷たい風で少し気分が楽に。

約45分の移動を経て、車が真っ暗で静かな所で停車。車から降りると、目の前に広がる巨大なバオバブらしきシルエット。ちょうど、水平線が赤みがかりはじめた頃で、朝のマジックアワーの始まりの時。

遠くにあるバオバブの木のシルエットに、空の紺色からオレンジへと変わるグラデーションと、どんな素晴らしい写真でも現物には敵わないと改めて感じさせる景色。

街道横にカメラを設置し、ゆっくりと登る陽とバオバブの景色を堪能した。街道東側にあるバオバブの木までは距離があり、大きさこそ感じられないものの、その独特のシルエットと移り変わる空の色が織りなす景色は壮観の一言。陽が登るとともに、バオバブの木がその姿を現し、現地の人の1日が始まろうとしていた。

キリンディ森林保護区

6時ごろに陽が昇り始めると、気温がぐんぐんと上がる。バオバブ街道をあとにして、キリンディに向かう途中、ツアーガイドのYvesと運転手が村の小さなお店で朝食がてらのコーヒー休憩。キリンディに着く頃には7時半になっていた。

到着した場所には数棟のロッジのような建物と食事ができるスペースがあり、宿泊できる様子だった。前日に買っておいた水とパンで朝食を済まし、気温が上がる前にYvesについて森の中へ。

ガボンのロペやロアンゴ国立公園で歩いた森とは違い、木々は低く葉の色も薄かった。歩き始めて15分もしないうちに、最初のベローシファカの親子に遭遇。森の緑に白ということもあり、目立ちやすい。森から戻る際にも、別のベローシファカの親子と遭遇。その親子は警戒しながらも、彼らが移動するまでのしばしの間、近くで観察させてくれた。

森から戻ったのは午前10:20ごろ。すでに温度と湿度がかなり上がっており、汗まみれなっていた。Yvesがロッジ内のベッドで休憩できるように手配してくれたので、ベッドで横になることに。エアコンや扇風機はなかったが、部屋の前後に窓があったので、風通しはよかった。ロッジの内部は一つの大部屋に6つのベッドが並んでいるという、ロッジというよりは仮眠所のような雰囲気。昨日から引きずっている熱中症のような症状のため、あまり快適に感じることはなかった。それでも横になれたので、少し気が楽になった。

午後の2時ごろに、部屋から出て食事ができるスペースに移動。偶然にも、フォッサと呼ばれる動物(上写真左上)が近くを歩いていた。Wikipediaによると生物学上ではマングースに近いらしい。すぐどこかに行ってしまったが、間近で観察することができた。Yvesによると、小柄だがあまり近づきすぎると危険とのこと。

午後3時半に車に戻り、Yvesが独特な形をしたバオバブの木がある所まで案内してくれた。絡まり合っている2本のバオバブ(下写真左下)、横に大きく成長したバオバブ、ジュースの原料になるバオバブの実(下写真左上)に若いバオバブ(下写真右上)。巨大なバオバブからは想像しがたい、普通の若木感漂う若いバオバブ。「バオバブ=巨大」というイメージとのギャップからか、印象深い経験の一つだった。

案内してくれた場所では、観光用のロッジの建設が進んでおり、ロッジはまだ完成していなかったが、お土産用のバオバブの置物はしっかりと並べられていた。

 

バオバブ街道(並木道)での夕陽

夕陽のマジックアワーが始まる前に、バオバブ街道に戻ると、すでにたくさんの観光客(アジア人多め)。バオバブ街道は地元の人の生活圏だが、観光客が多いため、地元の人が営むお土産店(バオバブの置物率高め)もある。子どもたちは観光客からお金をもらうために、枝の先に捕まえたカメレオンを乗せて、「カメレオン」、「写真」、「お金」と英語で言いながら観光客を回っていた。

夕陽の写真を撮るために場所を探していると、3人の女の子に話しかけられた。残念ながら、何を行っているのか分からなかったが、彼女たちの去り際に「さよなら」と英語でいうと、同じく英語で「さよなら」と返してくれた。言葉が分からないので、マダガスカルでは地元の人となかなかコミュニケーションが取れていなかった分、挨拶だけだったが地元の人との交流を楽した。

陽が傾くにつれ少しずつ涼しくなっていく。心なしか夕陽の方が朝陽よりも陽が近く感じられる。バオバブ街道の後ろで、陽が完全に地平線へとしずむ頃には、あたりも暗く、地元の人が灯りと夕食の準備のために火を起こし始めた。

夜の8時半ごろにホステルに戻ってきた。シャワーを浴び、Le CorailというTrip Advisorで見つけたレストランで夕食をすることに。レストランの食事は美味しかったが、疲れと熱中症らしき症状のため、あまり食事は楽しめず。早々にホステルに戻るも、エアコンのない部屋は相変わらず暑いままだった。

情報

ツアー

ツアーガイド: Yves
ツアー時間: 4:00 〜 20:30(交渉でツアー内容を決められる)

*モロンダバ(Morondava)からバオバブ街道(Avenue of Baobab)までは車で45分。バオバブ街道からキリンディ森林保護区(Kirindy Forest Reserve)までは車で1時間ほど。安く済ませたいなら、4輪駆動じゃないタクシーでバオバブ街道まで行くこともできる。しかし、キリンディに行くには、道が凹凸だらけなので、4輪駆動車の方が安心。また私たちの場合は、前日に雨が降ったらしくバオバブ街道までも4輪駆動車じゃないと難しいと言われた。

料金: 280,000アリアリ/ 2人だけのプライベートツアー *キリンディ森林保護区の入園は別で1人35,000アリアリをYvesに支払った。

支払方法: 現金のみ

バオバブ街道では三脚を使って写真をとっている人も多かった。私たちは日の出と夕陽をバオバブ街道。間の時間をキリンディ森林保護区の予定でYvesにツアーを頼んだ。私たち2人だけのプライベートツアーだったので、自由気ままに楽しむことができた。特に夕陽では、陽が沈み切る前に多くの観光客が帰っていったが、静かな環境で陽が完全に落ちるまで、バオバブ街道で時間を過ごすことができた。

ツアーには水とパンを買っていったが、バオバブ街道にもキリンディ森林保護区にも、小さなお店があり水も食料も買うことができる。

バオバブ街道(並木道)

早朝にはハエが大量にいるため、長袖長ズボンで行くのがおすすめ。多くの観光客が、夕陽を見に来るため、日の出の時はほとんど人がおらず、静かな時間を楽しむことができる。私たちが行った際には、別にプライベートツアーできていた1人だけだった。時間と予算に余裕があるなら、プライベートツアーで日の出を見に行くと、夕陽とは違った表情のバオバブの木々を楽しむことができる。

キリンディ森林保護区

小さなロッジのような建物にトイレもあり、レストランでは食事も提供されている。私たちが行った際には、他の観光客がいなかったが、スタッフの人たちは働いていた。レストランでは食事もできるよと言われたが、実際にどこまでのサービスが提供されているかは見る機会がなかった。

私たちの滞在中はトイレの鍵を開けてくれた。お世辞にもキレイとは言えず、臭いもきついが、自然の真っ只中でトイレがあるのは助かった。

食事 / レストラン

Le Corail (以前はChez Alainという名前)

屋根はあるが壁がないビアガーデンのような雰囲気のレストラン。そのため、エアコンや扇風機はない。テーブルの数は多く、サーバーの人もとても親切だった。上の写真の料理2つを頼んで、34,000アリアリ。ステーキとガーリックシュリンプともにとても美味しかった。しかし、熱中症らしき症状と疲れのためか、食べきれなかった。座ってゆっくり食事をするには、とてもおすすめのレストラン。

宿泊施設

詳細はアンタナナリボからモロンダバへの移動を参照。